明けてだいぶ経ちましたが・・・2017年になりました
風邪ひいて死んでる間に年が明けました(笑)夫は無事に退職し、フリーになりました!いやはや、寝ている場合ではナイのですが、年末、年明けと2度風邪を引き、喘息を悪化させ死にそうになり、年始早々祖母が亡くなり葬儀などでバタバタしたりで、すっかり1月も3週間が過ぎようとしています。
この3週間、いろんなことがありました。元旦に祖母が亡くなったのは大きな出来事でした。私は小さいときに祖母に育ててもらったので(母が仕事してたので)おじいちゃん、おばあちゃんっ子で育ちました。物心ついてからも、祖父母が大好きでいつも泊まりに行っていました。病気になれば祖父母が好物をもって飛んできてくれて、学校の行事だっていつだって祖父母が見に来てくれた。本当に本当に大好きだったのです。
そんな祖父は私が中1のときに急死。その後は祖母との日々が続きました。年々ボケていく祖母。それでも祖母が大好きで。最後の数年は寝たきりで、娘(わたしの母ですね)のこともわからない状態ではありましたが、私の声には反応してくれて、会話ができていました。(母の声には一切反応しなかった)それが嬉しくて、何度も祖母の見舞いに通いました。
亡くなる数か月前に夫が仕事を辞め、いろんなことに追われていたので祖母の見舞いが減り、最後の瞬間にも立ち会えなかったことはとても悲しかったけれど、時間が経ってみて改めて思うことは、祖母と過ごした時間は祖母が亡くなっても私のものとして残っているということ。毎日会っていたわけではないので、亡くなったという実感はあまりなくて、今でも病院に行けばまた会えるんじゃないかと思ってしまうことも事実。実感がない、といったほうが正しいのかもしれません。
それでも、思い出すのは在りし頃の優しい祖母の笑顔で、美味しかった卵焼きの味や、祖父母と行ったお花見、おでかけの数々。晩年、年老いた祖母といった近くの温泉や、炊き込みご飯やおかずをもっていったときのはちきれんばかりの笑顔。懐かしい祖母の家。祖父母が教えてくれた数々の戒め。そんな大切な大切な昔の時間ばかり。あぁ幸せだったなぁと、そう思うのです。
祖母と過ごした日々の中に、悲しかったことや悔しかったことがなかったわけじゃないけれど、思い出すのはいつも笑顔。そして幸せな記憶だけ。忘れることのできる人間って素晴らしいなって思うのです。つらい、しんどいといった感情は、きっとその瞬間だけなのですね。幸せな記憶だけが残り続ける。そう思うとこれからもっと頑張れそうな気がします。
さて。2017年は新たな世界へと足を踏み入れることになりそうです。ブログもまた書いていきたいと思います。2017年もどうぞよろしくお願いします。